時間商人 不老不死、売ります (ガガガ文庫 み 1-4) (ガガガ文庫 み 1-4)
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水市恵
小学館
売り上げランキング: 19814
小学館
売り上げランキング: 19814
おすすめ度の平均:
かりそめの不老不死決して老いない十年間
時間制限有り
それぞれの物語の意外性が何を生むのか?
すべての人物が関連したとき、いったい物語にどのような効果が生まれるのか?
ただ技術的な満足に終わってしまっているような印象。
(「トラフィック」のラストシーンはその点非常に良かったと思う)
時間商人の印象も薄い。
彼の行動はあくまで観察者だとしても、やはり印象の残るエピソードは作れたのではないかと思う。
この物語の中心軸となる人物なのだから、もう一声ほしい。
ゲーム理論は必要なのか?
このストーリーのテーマに関わることか?
ロージンのエンディングは余韻があって、まあベタだけれどもよかったと思う。
その分エピローグは余計に感じたきらいもある。