2008年10月30日木曜日

放浪息子

放浪息子 8 (BEAM COMIX)

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
兼田先生復活とか千葉さんかわいいとか佐々さんでねーなとか言ってる場合じゃない。
ナニあの鋭い踏み込み?
それできっと志村貴子は何事もなかったかのように次巻を始めるに違いないのだきっとそうだ。

ブルドッグ

ブルドッグ

編集は流石にこなれているが、脚本がひどい。流石に都合が良すぎるだろう。
直前に観たのが「黒い罠」だったのも悪い。メキシコ国境で麻薬の話が続いてしまう。

黒い罠

黒い罠 (ユニバーサル・セレクション2008年第7弾) 【初回生産限定】

冒頭の長回しからハートを鷲掴みにされる。これぞ映画だ。
とにかく構図が凄い。二転三転するストーリーとともに、完璧に感情をコントロールされた2時間だった。

フルメタル極道

フルメタル極道

ああ、畜生!
監督が三池崇史で、主演がうじきつよしで、しかもこんな失笑しか漏れないような筋立てで!
それなのに、どうして! どうしてこんなに映画に魂を持って行かれている自分がいるんだ!
魔法がかかっているとしか思えない。だから映画はやめられないのだ。

1999年の夏休み

1999年の夏休み

人生、何事も経験であるその2。

櫻の園

櫻の園

人生、何事も勉強である。

青い花

青い花 1巻 (F×COMICS)

青い花 2巻

青い花 3巻 (Fx COMICS) (Fx COMICS)

ああいやだいやだいやだ。なんでこんなに面白い娯楽が世の中にあるのか。あるのか。あるのか。

彼女が彼女に秘めている本当の気持ちを自覚するとき、この物語はもう大変なことになってしまうんだろうなあ、と思うのだけれども志村貴子だしそういうストーリー展開にはきっとしないんだろうなあ、とも思うんだけれども。
いやしかし今は余計なことを考えずただ酔いしれよう。
本当にこの人の書く漫画はアルコールでも持ってるんじゃないかと思う。

とりあえずあーちゃんおれのところにくること。おねがいします。

この広い世界にふたりぼっち

この広い世界にふたりぼっち (MF文庫 J は 6-1)

この圧倒的に高校文芸部臭のする作品に賞を与えてしまった編集部にGJ!
冒頭からカミュ『異邦人』を読むヒロイン。グレイト。一周回ってグレイト。
何の意味もないギミック。それが様式美にも思える超能力バトル。そして不思議要素。完璧。
あとは何だ? リスカか? それはふるいのか?

セルラー

セルラー

携帯電話を使いながらも時代性とかには全く踏み込まないハリウッド的映画。
導入のあたりがどうもご都合主義で納得いかないが、過不足なくギミックを使うあたりには、流石ハリウッドだなあと思わされる。でも納得いかない。

ジャーヘッド

ジャーヘッド

ドキュメンタリー風でドラマティックなドラマは起こらないが最後まできちんと観られるのは造りのうまさかそれとも映画の芯のわかりやすさか。
「政治のことはいい」と思考停止するあたりのリアリティにゾクリときた。

2008年10月1日水曜日

パコと魔法の絵本

冒頭から目眩のするような画の連続。息もつかせぬテンポでガシガシ進むストーリー。
徹底的に主張される大貫の偏屈は、バックグラウンドに老人の悲哀を織り交ぜながら、まあものすごい説得力で迫ってくる。
大声であらゆる声音で間髪入れずに主張するもんだから、こんな偏屈じじいのン十年続けられてきた生き方が、たかが二時間にも満たない間にどうやって説得力もってひっくり返されるのか心配になる。というか最初は無理だと思った。

でも奇跡は起こる。それまでありったけの映像効果と脚本と演出と演技とを使ってなされたじじいの偏屈さが、老人の手のひらと少女の頬がふれあっただけで、ただそれだけでひっくり返される。納得してしまう。
これが奇跡でなくてなんだろう? これが映画でなくてなんだろう?

それ以降は看護婦の廊下を駆け足で行くシークエンスが心に刺さるくらいだったけれども、ラストもなんだかしっくりこないけれども、エンターテインメントとしてはもう十分で、口をぽかーんと開けてスクリーンを観ているしかなかった。
なんだよあの演劇パートの贅沢な造りは。すげえ。