前半の群像劇パートも個々のエピソードが爆笑もので目が離せないのだが、後半主役が借金の形で働き始めてからストーリーの躍動感が半端じゃない。それまでばらばらだった各個のエピソードを鮮やかな手並みで捌いていく様は、主役が前半とは見違えるような体捌きで遊郭を駆け抜ける姿にはっきりと被さる。時代背景やら下敷きになった落語やら幻のエンディングやらを知らずとも、めちゃくちゃ楽しめる。さすがの傑作!
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