それまでの感情の積み重ねが爆発するラストの展開に痺れる。特に「私は本当は彼の心を知っていた」との告白! そしてその後、隠居が乗り込んできたとき、屋敷から出るドリーショット! 痺れる!
もちろんそれまでの展開も、ユーモアを交え飽きない。特に当時の東京の描写が印象的で、高い空へもうもうと煙を吹き出す煙突は本当に印象的だ。決して悲惨なエピソードが多いというわけではないのだが、それでも彼女が経てきた苦労をしっかり想像できるのは、人間の描き方が巧みなのだろう。
それにしてもフィルムの状態が惜しい。
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