300ページ超の小説にする意味が全くない。3分の1もあれば十分。ほとんどドラマになっていない事件解決や、全く意味のない三角関係は、いったいなぜ必要だったのだろう? なくても本筋は成り立つし、逆に言えばその部分がなんの機能も果たしていない。
この作品の一番マズいところは、おそらく「主人公にできることが会話だけ」という点なのではないか。会話のみで解決できる障害に障害としての説得力を持たせることは至難である。この主人公が逃げた死人を説得して連れ戻すという一話解決型のお話がきちんと展開されたとしたら、心から平伏します。
まあかといって、突然「何となくできそうな気がするんだ!」で身体乗り移られても困るけど!
2009年3月3日火曜日
月色プラットホーム
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